水虫の感染を予防するために
私、水虫完治しました
わたしが水虫の治療をしたのは5年前です。
その前に3年近い水虫歴がありました。
5年前、どうしても水虫を治したくて医師にかかり、薬を4か月にわたり塗りました。
現在、治療を終えて4年になりますが水虫は再発していません。
再発・感染の予防のために
完治しました!とはいったものの安心できません。
正直いつ再発するかびくびくしています。
油断すれば、また誰かから感染して水虫再発してしまうかもしれません。
再発防止のために私が心がけているポイントをご紹介します。
日本の生活習慣は水虫感染リスクが極めて高い
海外では、家の外で靴を脱ぐことは滅多にありません。
しかし日本では、いたるところでスリッパへの履き替えを求められます。
飲食店には座敷席があり、靴を脱いで畳にあがることもあります。
男女を問わず潜在的に水虫を持っている人が多い日本。
数人が歩いたあとの床には必ずと言っていいほど水虫菌がいます。
そんなところを歩けば、水虫菌(白癬菌)が足の裏につきます。
靴下を履いていても、水虫菌は繊維の隙間をくぐってきます。
薄いストッキングに至っては、防御力ゼロです。
スリッパはとくに危険
飲食店や病院のスリッパは水虫菌の温床です。
飲食店でも病院でも、スリッパの衛生状態にまで気をまわしていません。
不特定多数の人の足の汗、アカ、そして水虫菌(白癬菌)でグジャグジャになっているのが通常です。
水虫菌はスリッパを介して感染します。
そこで、私が気を付けていることは
スリッパは履かなくても文句を言われないなら履かない
居酒屋でトイレに行くときは自分の靴で行く
旅行などでは使い捨てのマイスリッパを持参する
などです。
使い捨てのスリッパは一足100円くらいで買えます。
ビジネスホテルの部屋に備え付けてあるような紙製のスリッパです。
畳めば数ミリの厚さしかないので、バッグに入れておいても邪魔にはなりません。
ちなみに、わたしは自宅に来たお客さんにも、この使い捨てスリッパを履いてもらっています。
ちょっと失礼かもしれませんが、家の中に水虫菌を落としてもらいたくないからです。
すべての他人を、水虫菌の運び屋と認識することが大切です。
靴下を替える
飲食店や病院などの共用スリッパには水虫菌がいて、そのあと靴を履くと、靴に菌が移ります。
水虫菌は靴の中で半年くらい生きつづけます。
水虫菌がついた靴下で帰宅すれば、自宅に水虫菌がやってきます。
自宅に水虫菌を持ちこむと家族の誰かが水虫に感染してしまいます。
水虫菌は、そうやって生活環境に蔓延します。
もっと言うと外出したときは自分の靴を履く前に靴下を履き替えることが望ましいです。
脱いだ靴下はビニール袋に入れて持ち帰り、洗濯します。
普通に洗濯機で洗濯すれば、水虫菌は流れていきます。ほかの洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。
長距離バスや電車のフットレストも危険
長距離バスや電車の座席にフットレストがついていることが多くなりました。
フットレストには水虫菌がついています。
うっかり足を乗せると、水虫に感染します。
それを予防するためには、
フットレストは使わない(ベスト!)
何か一枚カマす(雑誌や古新聞など)
乗り物内で靴を脱がない(ベスト!)
などの対策をとりましょう。
水虫菌の感染力は強いのでティッシュをしいたくらいでは足りません。
銭湯や温泉の足ふきマットは超危険!!
銭湯や温泉、スポーツジムのシャワールームのバスマットは水虫菌の温床です。
入浴後の足裏は水分でふやけるので、アカが落ちやすい状態になっています。
誰かの足から落ちたアカのなかには必ず水虫菌がいます。
湿った足ふきマットの高温多湿の状態は水虫菌が最も好む環境です。
ホテルの床も危険
ビジネスホテルなどには、室内用の使い捨てスリッパがないことが多いです。
シャワーを浴びた後、素足でじゅうたんを歩けば、水虫に感染する可能性が高いです。
不特定多数の利用者の中には水虫患者も多くいることでしょう。
なので、ホテルの浴室を利用する時には、床をシャワーで洗い流してから入浴し、入浴後は靴を履いてからじゅうたんに下りることをが大事です。
また、ホテルの部屋の床を靴下で歩くことも、自宅に水虫菌を持ち帰ることになるので気をつけましょう。
水虫だった時の靴は捨てる!
少々もったいない話ですが、水虫菌は靴の中で数か月は生きているので、その靴をまた履けば水虫になることが予想されます。
スニーカーの場合、まる洗いすれば大丈夫ですが。
大きなコインランドリーに行けば、スニーカー専用の洗濯機と乾燥機があります。
革靴は処分するのが無難です。
水虫菌は60度程度で死滅します。
本当はスニーカーなども煮沸消毒するのがベストですが、コスパを考えると買い替えたほうが良いかもしれませんね。
じゅうたん、マットもできれば買い替える
足から落ちた水虫菌は数週間から半年は生きています。
家族にひとりでも水虫患者がいると、家の中の絨毯、カーペット、マットの類はすべて水虫菌の住処になっています。
フローリングの床はよく掃除して除菌。
絨毯やマットは全捨て!がベストです!
じゅうたんの買い替えができない場合は、よく掃除機をかけた後、市販のじゅうたん用の洗剤で洗浄、除菌することが大切です。
毎日足を洗う
どれだけ対策してもかんぜんではないのが水虫菌。
しかし水虫菌が足についても、すぐに水虫に感染するわけではありません。
水虫菌が皮膚の中に入り込むには、約24時間かかると言われています。
なので24時間以内に洗い落とせば、水虫には感染しません。
毎日、こまめに石鹸で足をよく洗いましょう。
とくに湿気がたまりがちな足の指の間を重点的に!
皮膚の表面についている白癬菌を物理的に洗い流すことが目的なので、普通の石鹸で十分ですが、とにかくこまめに!が大切です。
もう一つ、洗った後は、よく乾燥させることも重要です。
外出中にもこまめに足を洗う
外出中に汗をかいたり、思いがけず足が汚れるときもあります。
そういう時は外出中でも足を洗うことが必要です。
駅や公園、デパートなどにある多目的トイレを利用すれば外出中も足を洗えます。
人目が気になることもありますが、水虫にかかるよりマシです。
足を洗って、靴下を替えておけば、とりあえず自宅に水虫菌を持ち帰ることは防げます。
心配なときは、水虫薬を塗っておく
「ヤバいな!水虫が移ったかも・・・」と思ったときは、予防のために水虫の薬を塗っておくこともお勧めします。
水虫菌に感染した直後は、水虫菌はまだ皮膚の奥に入り込んでおらず、表面に付着しただけです。
なので、表面に塗った水虫薬の効果が直接作用します。
予防のためにはスプレー式の水虫薬は手軽ですね。
指も汚れませんし、広い面積に一気に塗れるので便利です。
思いついた時に、シュッとひと吹きすればよいので簡単です。
出先でスリッパを履いてしまったとき、足ふきマットを踏んでしまったとき、乗り物のフットレストにうっかり足を乗せてしまったときなど、シュッと足裏に吹きかけておけば水虫リスクを防げます。