身近なもので水虫を治す。
その昔、日本人には水虫が少なかったそうです。
それが生活様式の欧米化とともに靴を履くようになって、爆発的に水虫保菌者が増えました。
今では日本人の5人に1人が水虫に感染し、10人に1人が爪水虫に感染していると言われています。
一般的に水虫治療には塗り薬、爪水虫の治療には飲み薬が使われます。
塗り薬は肌との相性の問題、飲み薬は効果は高いのですが副作用の恐れもあり持病があったり妊娠中の人には使えません。
それにお金もかかります。
薬局で買える市販薬は1000円~2000円のものが主流。
しかも継続しなければならないので1本2本じゃすみません。
爪水虫の薬は病院で処方されるものも、ネットで購入できるものもどちらも5000円~と決して安くはありません。
そこで、経済的負担がなく副作用のあまり心配もない、民間療法を検討してみました。
酢 おすすめ度★★★
この殺菌効果を利用して白癬菌を死滅させてしまいましょう。
- 酢が爪の奥深くまで浸透するように、爪は深爪にならない程度に短く切り、さらにヤスリで皮膚ギリギリのところまで削ります。
- 洗面器などに酢と水を1:1で入れて、その中に足を浸します(10~30分)。
- これを毎日最低3か月続けます。ちょっと良くなってきてもそこで止めずに爪がきれいに生え変わるまで続けることが重要です。
緑茶 おすすめ度★★★★★
酢と違い匂いが気にならないところもいいですね。
- 酢と同じように緑茶に足を浸します。やはり、爪の中の奥まで緑茶が浸透するように爪は短く切り、ヤスリで削ってから浸しましょう。
- 別の方法として、少量の湯で開いた緑茶のお茶パックを爪水虫の指に当て、ラップなどで固定するという方法もあります。
- これも、酢と同様に少なくとも最低3カ月、爪がきれいに生え変わるまで続けましょう。
ティーツリーオイル おすすめ度★★★★
オーストラリアで昔から使用されてきた殺菌効果の強いオイルです。
- 短く切った足の爪と皮膚の間に綿棒に少量付けたティーツリーオイルを塗布します。ティーツリーオイルが他の皮膚につかないように気を付けましょう。
- これを毎日入浴後の清潔な足につけます。ティーツリーオイルの原液は1瓶3,000円程度です。単価は高いのですが1回に1~数滴しか使用しないのでかなり持つと思います。
ろうそく おすすめ度★
これを利用して爪水虫の患部にロウをたらすという方法です。
60度はやけどをしないギリギリの温度です。
試す方は自己責任でどうぞ。
漂白剤 ※おすすめ度 ★
白癬菌などのカビを消毒する効果があると言われています。
- 漂白剤が爪の奥深くまで浸透するように、爪は深爪にならない程度に短く切り、さらにヤスリで皮膚ギリギリのところまで削ります。
- 洗面器などに漂白剤と水を1:1で入れて、その中に足を浸します(10~30分)。
- これを毎日最低3か月続けます。ちょっと良くなってきてもそこで止めずに爪がきれいに生え変わるまで続けることが重要です。
まとめ
今回は、手軽に試せて比較的安価な爪水虫の民間療法についてお伝えしました。
病院へ行く時間がない、少しでも経済的な負担が軽い方法を選びたいという方は一度試してみる価値はあると思います。
特にお酢やお茶を使うものは試しがいがあります。
しかし、あくまでも民間療法なので治療を行うときは「自己責任」でお願いします。
また、当サイトで紹介している民間療法で症状が悪化しても、当サイトは関知いたしません。
上記の方法で水虫に改善が見られない場合、または症状が悪化した場合はすぐに皮膚科を受診することをおすすめします。